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三つの悪い要因が、三位一体となって合併症を引き起こします 。
糖尿病になると、高血圧症、高脂血症、動脈硬化症といった病気に対する予防や治療が必ずつきまとってきます。 こうした一連の症状の進展は、まとめて「シンドロームX 」と言われています。
それはなにより、血液のなかに高濃度のブドウ糖が流れているということが原因になっています。 高血糖の状態、そのものが体をむしばむのだということを覚えておかなければなりません。
活性酸素の退治はβ1カロチンよりビタミンEが有効。 活性酸素の毒は、程度の差はあっても、それは生命の老化と同じようなものです。
しかし、糖尿病という血管障害を起こしゃすい病気にかかっている患者さんは、血管をボロボロにしてしまう活性酸素を、できるかぎり除去する生活を心がけなければいけません。 活性酸素の影響をいつも受けていると、合併症への道が加速度的に早くなるからです。
糖尿病という病気は、失明や老化や早死にを招く重大な合併症を引き起こすから怖いのです。 合併症は、血液中に多すぎるブドウ糖によって、徐々に引き起こされています。
つまり、多すぎるブドウ糖が体のタンパクにくっついたり、ほかのものに変わってしまうことによって、血管をはじめとする重要な部分に障害を起こすということです。 これは、前項で述べました。

生きているかぎり逃れることはできません。 高血糖の状態は、さらに同時に活性酸素を体内でどんどんふやしていきます。
これがもう一つの問題です。 糖尿病ではただでさえ高血糖によって血管をはじめとする重要な部分が障害を受けやすくなっているのに、さらに活性酸素による攻撃も受けやすくなっていることになります。
活性酸素の問題は、糖尿病の患者さんにとっては一般の人よりもっともっと深刻に考えて、その対策を実行しなければいけないのです。 その方法の一つが、食事や栄養素の摂り方です。
活性酸素をやっつけたり、その毒をおさえたりする微量栄養素として、βカロチン、ビタミンE 、ビタミンCなどが有効であることは、すでによく知られています。 これらはまとめて、「抗酸化物質」と呼ばれるものです。
βカロチンは植物の色素で、緑黄色野菜に豊富に含まれています。 体内ではビタミンAになりますが、βカロチンの状態で抗酸化剤としてはたらきます。


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